社員教育の必要性と方法

社員教育

社員教育とは、企業側が社員に対して提供する教育のことです。社員教育は、仕事の遂行に必要な知識や、会社を代表する一社員としての振る舞いを習得するために必要です。

集合研修のみならず、様々な実施方法があります。入社時の研修に目が行きがちですが、人材不足や業務の高度専門化が進む昨今、総合的な社員教育の必要性が増してきています。

社員教育の必要性

社員教育はなぜ必要なのでしょうか。

一つは、一人ひとりが企業を代表する社員として振る舞えるように教育することで、会社の信頼性を向上させることにあります。

お客様と関わりながら仕事を遂行する上で、社員一人ひとりがその企業の代表としてふさわしい仕事の仕方や、規律をもった行動をする必要があるでしょう。

しかし、従業員はそれぞれ受けてきた教育やバックグラウンドが異なります。従って、会社の持つ風土や規範、ルールなどを従業員に教育する必要があります。

では、対外的な仕事を行わない管理部門の場合はどうでしょうか。管理部門の場合、お客様は社内のスタッフであると考えられます。そして、社内でのコミュニケーションの多い対内的な部門であるからこそ、よりその会社らしい振る舞いが求められるとも言えるでしょう。

必要性としては、業務遂行に必要な知識、ノウハウ、スキルを習得させることも挙げられます。特に日本の大企業の場合、総合職の雇用に関しては、欧米のジョブ型雇用ではなく、メンバーシップ型雇用が主流です。ジョブ型雇用では業務遂行能力を有している人材を雇用するため、企業が業務遂行に関する教育機会を提供する必要はありません。

しかしメンバーシップ型雇用の場合、業務遂行に必要な知識、ノウハウ、スキルを、配置転換の度に習得させていく必要があります。また、人材不足や業務の高度専門化が進む昨今、異動時のみならず、総合的な社員教育の必要性が増してきています。

社会人としての共通認識、マナーを習得させる

社会人としての常識や共通認識、ビジネスマナーを習得させることを目的とするケースです。例えば挨拶や敬語、名刺の渡し方、電話応対、接遇といった、社会人として基本的な事項が挙げられます。特に新入社員教育で重要と言えるでしょう。

規律や規範を守らせる

社員に規律や規範を守らせることを目的とするケースです。

例えばある会社において、他の全ての社員が問題なく業務を行う中、一人の社員が重大な不祥事や犯罪、情報漏えいなどの事件を起こしたとします。この場合、問題を起こしたのがたった一人であっても、会社として経営が困難になることが起こりえます。このような事態が起きる確率を少しでも下げるため、コンプライアンスの徹底や情報セキュリティ対策を目的とした社員教育が重要になります。

業務遂行のためのベーシックスキルを習得させる

仕事を行う上で、その所属や職位の人間が共通して持つべき業務遂行能力の習得を目的とするケースです。部署や役職などによって必要とされるベーシックスキルは異なります。

企業理念や文化を浸透させる

経営者の思いや考え方、企業理念、文化などを従業員に浸透させることを目的とするケースです。具体的には、会社の代表からのメッセージを伝えたり、企業の歴史や社風を学ぶ研修の開催、望ましい組織風土を体現した従業員の表彰制度などが挙げられます。

専門スキルを磨き、高度な業務遂行と業績向上につなげる

より高度なスキルを磨き、積極的に成果を挙げ業績の向上につなげることを目的としたケースもあります。プレゼンテーションやロジカルシンキング、語学力など各種能力の向上を狙った研修の開催や、資格取得に関する支援、次世代のグローバルリーダー育成を狙った海外大学院への留学支援など、様々な教育プログラムが挙げられます。

社員教育方法

 

先輩社員を巻き込む

社内講師として、年代の近い先輩社員に参加してもらい、グループ単位・マンツーマン方式で、業務内容や知識を教える際の指導に当たらせます。講義形式と違って気軽に質問などができ、実際の仕事とどう関わっているか、実務に則した知識やスキルを伝えることができます。

ITを使った研修

近年、「ビジュアル」「リアルタイム性」を取り入れた研修ツール(IT)を使う企業が増えています。スマホ世代には、何よりも見せ方の工夫が必要です。先輩社員の体験談などでも、イメージがよりつかみやすくなり、本人の理解にも効果があります。

新入社員教育

新入社員教育でカギとなるのは、「先輩社員」の存在です。日ごろ、先輩社員が仕事の基本を軽く見ていたり、チームとしての和を乱すような行動を取っていたり、組織のモラールを低下させるような行動をしていたりすれば、新入社員教育において最大の弊害となります。

尊敬できる先輩社員の指導の下で育った新入社員は、その後の成長の伸びが違います。だからこそ、新入社員だけでなく先輩社員の教育も大変重要であることを、経営者や人事、各職場のリーダーは認識しなければなりません。

外国人人材の採用ならエスノキャリア


国内外の新卒・第二新卒・中途採用・ハイキャリアなど豊富な外国人人材にリーチ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です