新入社員をマインドチェンジさせるには

新入社員のマインドチェンジ

新年度がスタートすると、各社で新人研修が始まります。ある調査によると、企業が新人研修で最重要視する内容は、「社会人としての心構え」でした。社会人1年生がまず学ぶべきことは、ほかに何があるのでしょうか。研修後のフォローの重要性も含めて解説します。

意識改革

日本生涯学習総合研究所の「「企業における人材育成」に関する実態調査」によると、新人研修で特に重視するテーマに「社会人としての心構え」を挙げる企業が約8割にものぼります。つまり、学生から社会人へのマインドチェンジを最重要課題としているのです。ほかには、「コミュニケーション力」「積極性・主体性」「チームワーク能力」のテーマも重視されています。

また、企業活動の意義を理解してもらい、組織の一員としての意識を高め、結束力を強化する目的で「経営理念」の浸透に力を注ぐ企業も増えています。

意識改革の重要性

 

社会人にとって、重要となるのは2つの意識です。「顧客意識」、そして「当事者意識」です。

顧客意識

学生の頃のように、自己中心的に考え、振る舞っていては会社に損失を与えるだけの存在となってしまいます。

ビジネスはお客さまがいて、そこから利益を得られてこそ、会社は存続し、自分も会社において存在意義を見出すことができるのだという意識を持ってもらうことが社会人への第一歩なのです。

そのためには、自分がどう見られているかを常に意識する必要があります。

営業において服装や身だしなみ、言葉づかい、マナーなどによって、顧客にどう見えているかという評価は、そのまま営業成績に反映するとも言われています。

もちろん、身だしなみなどの外見的なものだけでなく、ビジネスマナーなどによって内面を磨くことも重要です。

新入社員にとって、なぜこんなことをしなければならないのだろう?と思うくらいの基礎的なマナーを徹底的に教え込むことが、実は高い評価の得られる社会人につながると言えるのです。

当事者意識

学生の頃は、「誰かがやってくれるだろう」と思ってしまいがちです。しかし、社会人になってからはこの考えを180度ひっくり返さなければいけません。

社会人は自ら考え、行動しなければいけないからです。今まではくだらないと思っていたことでも、やってみたら何かに気付けるかもしれない、考えが変わるかもしれない、新しいアイデアが生まれるかもしれないのです。

自分が行動すれば会社が変わり、もしかしたら世の中を変えられるようなものを生み出せるかもしれないという意識を持つ必要があります。

そういう意識を持った人だけが、上に立つことができるのです。つまり、経営者のほとんどがそういった意識を持っているのです。

こういった意識改革をするとともに、企業についての理解も同時に進めていくことが必要です。

新入社員の多くが、実際に働いてからギャップを感じるそうで、それにより、早期離職につながってしまいます。

早期離職は、企業にとってもデメリットとなりますので、事前に企業についてしっかりと理解を深めておくことが求められます。

大企業に関しては、研修などの環境も整っているかもしれませんが、多くの中小企業は外部研修を導入しているのが実情です。

意識を浸透させるには、プロの手を借りることが最適で、社会人としての土台を固めておく必要があります。

職場環境

新人研修で重要視されている社会人への意識改革は、社会と会社のしくみを改めて理解してもらい、働くための基本姿勢とモチベーションを身につける大切な場といえるでしょう。

さらに、人事担当者としては、新入社員が学びやすい職場環境の構築にも積極的に取り組みたいものです。

マインドチェンジに必要な要素

判断力

新入社員の研修では、正解を自分で見つけるという経験の大切さを教えることが必要です。

新入社員や周りの人間のその時々の状況など、いろんな要素から判断されるものであり、最終的に正解は自分で作る必要があるのです。

それによって新入社員が研修明けに本格的に働きだすとき、OJTを大切にする働き方ができるようになり、成長の度合いは将来的に見て大きく変わるようになります。

新入社員研修の中で、新入社員自らが正解を見出す経験をさせるというプログラムを工夫して取り入れるようにしましょう。

多様性

自分と同じような価値観を持った友達としか、仲間意識を培って来なかったイマドキの新入社員。まずは、「違う考え方を持つ人と会社という共同体の中で生きていく」ということを学ぶ必要があります。

自分視点しか持っていない新入社員は、独りよがりなコミュニケーションをとったりしがちです。会社でチームとして働いていくうえで、独りよがりなコミュニケーションをとることや、マイナス情報を抱えてしまうということは、会社にとっても新入社員にとっても、今後不都合が生じる可能性が高いもの。

まずは新入社員研修で、「価値観の多様性を受け入れる」訓練をすることがとても大切。また、イマドキ新入社員のような考え方を持つ人間は、これから増えることでしょう。

上司を含めた既存の社員も、今後、このような考え方の人間を受け入れ、新入社員研修に反映させるという姿勢が重要になってきます。

外国人人材の採用ならエスノキャリア


国内外の新卒・第二新卒・中途採用・ハイキャリアなど豊富な外国人人材にリーチ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です